治癒経過記録〜後頭部挫創・頸椎捻挫(むち打ち)

事故当時、一番派手な怪我が後頭部の裂傷でした。

①後頭部挫創

道路に横たわった状態で、周囲の人に見てもらったところ、見えるくらい出血があったらしく教えてもらいました。触ったところ、手にべったり血がついて、これじゃ仕事にいけないな・・・と観念しました。

治療の際も、打撲した部分に血腫(いわゆるタンコブ)が出来て、そこから血を絞り出すべく、医師たちが頑張ってくれました。血腫があると、治りが遅いらしいです。ぎゅうぎゅう押されて、相当痛かったです。そのために治りは早かったようです。

それでも出血が止まらず、縫合されました。枕に血がついたりすることはありましたが、順調に回復し、1週間後に抜糸。抜糸はほとんど痛みを感じず終わりました。

後頭部なので、枕が当たると痛くて、何度も痛くないポジションを捜して寝返りをし、その度にめまいがしてつらかったです。とにかく、治ってきてはいても触れると痛い。そのために髪を洗うのも触れない。髪が長くなってきても、ヘアサロンに行って気を使わせてしまっても申し訳なく、行くことができたのは4ヶ月ぶりのことでした。

今は瘡蓋も取れて、あともピンク色になっています。周りは多少ボコボコしていて、触ると少し痛いです。後頭部挫創は、5ヶ月経ってほぼ治ったと言って良い状態になっています。

②頸椎捻挫(むち打ち)

いわゆるむち打ち。交通事故でよくある後遺症です。

右後頭部を道路に打ち付けた際に、首がしなり、右肩から首の痛みがひどく、頭を支えるのがつらいくらいの状態になりました。あまりに痛くて、首が折れたかと思った程です。救急隊員の方が首を支える型のようなもので固定して運んでくれました。

血腫から血を出すための処置の際は傷の痛みと押されて首がしなる痛みに思わず「痛い、痛い!」と声が出ました。出産の時も言わなかったのに笑。処置が終わってベッドで横になっている時も、枕の位置を首を支えるようにしないと痛くて痛くて眠れませんでした。食事を摂る時も首を起こすことが痛くて出来なくて、一口一口が試練でした。そのため、看護師さんに訴えたところ、医師に伝えてくれ、首を支えるカラーをつけることになりました。これを着けていると痛みが和らぎ、やっと食事を摂るのが楽になりました。

このカラー、あまり長く着けていると首の筋肉が弱くなってしまうのでほどほどに、とのこと。痛みが出る時のみ着けるようにしました。

その後は整形外科で電気を流す治療を続けています。しかし左右の首の振りは、少し左には回りづらいです。

そして懸念されるのが復職してから出てきた肩から指先までの痺れです。

これもめまいと同じく、PCで仕事をしている時、シャワーを掴んで頭にかける時などビリっとしてしばらくして消えます。両手の時もありますし、右手のみの時もあります。

リハビリをしていただいている整形外科の医師は「姿勢が悪いからでしょう。事故のせいではないです」と言うのですが、なぜ断言できるのでしょう?

一度詳しい検査をしてもらい、その上でめまいのように治らないものであれば、受け入れて行くしかないなと思っています。