車に跳ねられました!それから1年(と少し)

一昨年の秋、自転車に乗って青信号を横断中に左折してきた車(○ルファード)に跳ねられて、休職3ヶ月の後復職してから1年が経ちました。

あれほど酷かっためまいと、折れた左足首。今はめまいは横になって起きる際にふっとなることがありますが、ほぼなくなりました。

脚も可動域は右より少々狭いですが、日常生活に支障はないです。でも、寒くて冷えてしまったり、疲れてくるとふと痛いな・・・と思うと左足首ですね。時に湿布を貼ることもあります。

外見的には頭の傷も髪の毛に隠れて見えないし、事故前とは変わらないんだと思います。

だけど全く元通りになったわけではないし、この怪我が年齢を重ねた時にどう出てくるかはこれから分からないよなあ、とは思っています。

とはいえ!悲観的になっていても仕方ないし、元に戻るわけではない。だったら考えない。というか、この点に感情をフォーカスするのはやめています。

喉元過ぎれば・・・ではありますが、今はいつも痛いわけではない。上を向いただけでめまいでクラクラしてしまうわけでもない。あの時の痛みと苦しみから、回復できたから。

私を跳ねた人とは、事故直後に謝罪に来たいと何度も電話が来るので、姉が「今はそういう状態ではないので、以後は弁護士を通してください」とお伝えしたら、その後全く連絡はなくなりました。それっきり。彼は今、どうしてるんだろうな〜と思うことはあります。痛くも痒くもないだろうし、保険ですべて済んで、もう忘れているんだろうな〜と思ったりします。まあ同じことを繰り返さないといいよね、と。

わたしも半世紀を生きてきて、「考えても仕方ないことはもう考えない」と思考をストップする術を会得して、無用にイライラすることがなくなりました。事故についてもそうしています。

それも身体が完全ではなくても、日常生活が送れるくらいに回復したから言えることなんだと思います。

そして相手の保険会社から提示された慰謝料の金額に納得できず、良い弁護士の先生にお願い出来たこと。それも気持ちに収まりがついたというのも大きかったです。(何しろ保険会社の方に慰謝料額の少なさの根拠をお聞きしたところ、「休職中の給与保証で○十万お出ししていますし」って言われましたが、事故に遭ったから働けないわけで、それは当然ですよね?とイラッとしたことがありました。全体的に失礼でしたね、保険会社の方は)

事故に遭ったことは不運でしたが、その後のわたしはラッキーだったと思います。

「治って良かったな」本当にそう思います。

「歩けるようになって良かった」って。本当に、リハビリの先生のおかげです。

1年前に、痛くてつらくて不安で、治るかも分からず、もう元の生活に戻れないかもしれないというあの気持ち。真っ暗なトンネルの中にいたようでした。

それに比べたら、今は仕事も支障なく出来ているし、一人で歩いてどこへでも行ける。(車移動以外はヒールは履けませんが)

余談ですが、事故直後のつらい状態だった時「あれ?これと同じ状態、わたし前になったことあるぞ?」って思ったんですよ。よく思い出してみたら、出産後です。2日苦しんでやと明け方に産まれて、その後ヘロヘロだったこと。

わたしは高血圧症だったので、絶対安静で母子同室の病院だったのですが赤ちゃんは預かってもらえて、授乳も起きずに寝たままあげて、という状態で。光が目に入ると血圧が上がるので、出産時もサングラスをかけて出産したという。

「出産は全治2ヶ月の交通事故に遭ったようなもの」と言われますが、まさにソレです。そう思っていただいて正しいです。

ともあれ、今は元気になりました!支えてくれた家族と医療関係者の皆様、カバーしてくださった同僚のお陰です。

これからも何か体調に変化があったらこのブログに記録していこうと思いますが、これにて一件落着となります!感謝。

 

伊吹 について

いつもどこかが痛い人生。 なので目が覚めるたびに「あれ?夢かな?」って思ってる毎日。 帰ってきたヅカオタ。 いつも心に煉獄さん。 反抗期の子どもがひとり。つらい。 2008年からのブログ→https://blog.goo.ne.jp/ritsuko-11
カテゴリー: 交通事故 パーマリンク

コメントを残す