岩本ナオさんの「マロニエ王国の7人の騎士」が好きです。
今日!続刊の7巻が発売。早速読みました。あー…好き〜…この世界の住人になりたい…しかし謎は深まるばかり…。真剣に読んでいたら、子どもから「どんな話なの?」と聞かれました。
7つの国に囲まれたマロニエ王国。そこに女将軍バリパラの、少し変わった力を持つ7人の息子が、仲良く和やかに暮らしている。7人の夢は「お姫様をカッコよく助けること!」。平和なマロニエ王国だが、兄弟ひとりひとりが7つの国に使者として赴くことになる…その順番は、始めこそ長男の「ねむれない」からだったが、順不同。今の連載は末っ子はらぺこの物語。
あのですね〜単行本がですね〜約一年に一冊のペースなので、今年読めた私は6巻まで一気に読めて本当に幸せだった…「はらぺこ編」は2冊目。ねむくない、獣使い編が終わって7冊目。
大体、2.5冊に1人のペース?7人いるから、みんな終わって20巻くらいまでいく?そんなに読めるの?でもそしたら終わるの13年後?私いくつ?生きてる?(ガラスの仮面の結末を知らずに死ねない…)でもどこまでも、何回も読み返す本、きっとこれは…
この歳になって、思うんですよね。もう、新しいものはたくさんいらない。本や映画は繰り返し見て新たに発見したい。美味しいものも大層食べてきた。もう、たくさんは食べられない。暴飲暴食してあとでつらくなるから。
どぎついものは、もういい。
マロニエに出てくる男性は優しく、女性に無理強いをしない、基本的にみんなごきげん、穏やか、騎士だけど殺さない、などなど、観ていてほんに平和なんですよ…もうそれでいいよ…ていうか、それが良いよ…
騎士の物語だけど、血とか出てこないから!大丈夫‼︎闘うけど!
闘い、といえば、戦闘だけが闘いじゃないんだな…と感じるシーンもあります。とにかく、みんなが柔軟。考え方はもちろん、闘い方も外交も。
城代(城主代理?)は出てきますが、王様はまだ出てこないマロニエ王国。あれ?いないんだっけ?どうだったっけ?読み返してみねば…
さあまたマロニエ王国の住人になってこよう。私の推しは、ひとりには決められない…