治療の終了〜だけど治ったわけではありません!

こんばんは。

車に跳ねられてから半年近く経ちました。受傷してからずっと治療を継続してきましたが、先月一応終了となりました。

治療終了、しかし治ったわけではありません。「症状固定」、つまり「これ以上治療しても良くなりません」というところまで来たので、終わりになったということです。

私の左足首はまだ痛むし、足首の太さも違いますし、今も正座がせいぜい3分くらいしか出来ません。高いヒールを履いて歩くことも出来ませんし、靴も買い換えました。

可動域も右脚の8割くらいですがもう元には戻りません。これは医師に言わせると「事故の怪我のせいではなく、ギプスで固定していたことによる拘縮」なのだそうです。

「事故の怪我」のせいでギプスを固定していたのに?

本当に納得いかないですが、仕方ありません。

治療の継続の有無は、医師が診断し、それによって保険が動くのですから。

後頭部の傷のあたりはボコボコしたままだし、めまいは毎日、朝起きるとまずぐるぐるしながらそれを我慢して動いている。もちろん足はこのままずっと、何かすると痛みが生じて、思うように動かせない。

本当に理不尽。

先日、事故に遭った交差点を通りました。

広く、見通しの良い交差点。スーパーに行く人、出て行く人がたくさん通っていた。ここを青信号になった時に渡っていて、私だけが跳ねられた。

本当に謎。こんな見通しが良い、他に人がたくさん通っていた横断歩道で私が跳ねられて半年経っても元に戻らず、こんな身体になってしまったのはなんでなのか?

何度考えても分からない。

元に戻らない身体、頭を打ったことによるこれからの不安。

おそらく、事故から全く変わらない生活をしているだろう、私を跳ねた人。

あれから全く連絡はありません。

今更謝罪も何もしてもらっても、私の身体もあのつらくて痛くて不安だった時間が消えるわけでもないし、逆恨みされても怖いですし、もう関わり合いたくない。

初秋だった季節も、もう桜も散りました。

半年。長く短かった半年。

本当に痛くてつらかった。

今、この身体の状態に慣れただけ。もう元には戻れないわけですから、それを受け入れただけです。

老化は、徐々にやってきて、動きが悪くなった身体を受け入れて慣れていくしかないんですが、事故によって痛めた身体が、私の人生の中でどうなっていくのか。

とても不安ですが、やっていくしかありません。

幸い、事故の前に合格していた昇進試験のおかげと、4月から増員があったため、身体の負担が少し軽くなりました。

身体のことを考えて配慮していくれた会社と同僚。支えてくれた家族。

本当に、私は周りの人に恵まれ、今の生活に戻ることが出来ています。

今も自転車に乗っているとひやっとする時があります。それでも事故にならずにこの二ヶ月過ごせています。

事故に遭わなかった、それはただラッキーだっただけ。

事故に遭ったのは、運が悪かっただけ。

でも死ななかった。こうして仕事に復帰できた。元の生活に戻れた。

さて、ここからです。また、これからです。

 

伊吹 について

いつもどこかが痛い人生。 なので目が覚めるたびに「あれ?夢かな?」って思ってる毎日。 帰ってきたヅカオタ。 いつも心に煉獄さん。 反抗期の子どもがひとり。つらい。 2008年からのブログ→https://blog.goo.ne.jp/ritsuko-11
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